【怖い話】「置き配」「人身事故」「夜中の電話」「同窓会」「あなたの理解者」「監視カメラ」【怪談/朗読つめあわせ】

お気配 大学の授業の合間にフードデリバリーの アルバイトで小遣いを稼ぐ。それが僕の 日常だった。 電動自転車で町を走り回り、見知らぬの マンションの玄関先に温かい料理を届ける 。 そのマンションは東京ワンガンエリアに 新しく立てられたばかりの全面ガラス張り のいかにも高級そうなタワーマンション だった。 キラびやかなエントランス最新への セキュリティ そこに住む人々は僕とは全く異なる世界の 住人なんだろう。 依頼が入ったのは夜の10時過ぎ。 届け先は35回の一室。 アプリのチャット欄には客から無期質な テキストで奇妙な指示が書かれていた。 玄関前に着きましたらノックや インターホンは不要です。 アプリで到着通知を送ってください。 スマートロックが自動で解除されます。 ドアを少しだけ開け、商品を玄関の床に 置いてください。 決して中には入らないこと。 声も出さないでください。 商品を置いたらすぐにドアを閉め、 立ち去ってください。 いわゆるお気配の一種だろうが夜けに 細かい指示だ。 何かを隠そうとしてるかのようにも思えた 。 少し気味が悪いなと思ったが、最近は いろんな客がいるし、変わった依頼も 珍しくない。 僕は指示通り重厚な絨毯が敷かれた廊下を 通ってマンションの35回まで上がり目的 の部屋の前に立った。 部屋番号が記された金属プレートだけが 無言で僕を迎え入れている。 アプリで到着通知を送ると数秒後 かっちゃ という静かな音と共に重厚な玄関ドアの鍵 が解上された。 僕は指示通りにドアをほんの少しだけ開け た。 ドアの隙間からヒやりとした異常なほど 冷たい空気が流れ出てくる。 薄ぐ暗く生活の気配も全く感じられない。 不自然なほどの静寂が支配していた。 僕はその暗闇みに向かって商品をそっと 滑り込ませるように置き、すぐにドアを 閉めた。 そしてそのままエレベーターホールへと 向かった。 その日を境に僕の元にはあのター マンションへの配達以来が頻繁に入るよう になった。 毎回違う部屋、違う会への配達となる。 しかし、依頼主からの指示はいつも一時 同じだった。 玄関前に着きましたなから始まるあの 不気味な定型分。 言われるがまま何度もそのマンションへ 配達を繰り返した。 40回、21回、50回。 どの部屋のドアも通知を送ると静かに解場 される。 そしてドアの隙間から流れ出してくるのは いつもと同じ日やりとした冷たい空気と何 の生活感も感じられない薄暗らさ。 僕は今まで1度も 部屋の住人の顔を見たこともなければ声を 聞いたこともなかった。 ある雨の夜、 激しい雨が叩きつける中、僕はまたあの マンションの今度は18階の一室へ配達へ 向かった。 いつものよう商品を玄関の内側に置こうと したその時 雨で濡れ立てが滑ってポケットから 取り出したばかりのスマートフォンを うっかり落としてしまったのだ。 スマホはカタンと乾いた音を立ててドアの 隙間から部屋の内側へと滑り落ちた。 僕は慌てて身を眺め、スマホを 拾い上げようとする。 その時見てしまったのだ。 部屋の奥。それはただ暗いだけではなかっ た。 ガ乱だった。 家具もカーテンも生活に必要なものが何ひ つない。 コンクリートが剥き出しになった殺風系な 倉庫のような空間があるだけだった。 そして薄暗らいのにその部屋の床に大きな 黒いシミがじっとりと濡れて広がっている のがなぜか見えた。 何かがそこで長い間横たわっていたかの ようだ。 僕は込み上げてくる悲鳴を必死にこらえ、 スマホを引っつかむと全身の力を込めて ドアを閉めた。 心臓が激しく脈打ち、全身の血の毛が引い ていくのを感じる。 そして一目さんにエレベーターホールまで 全力で走り、我を忘れて開花へと降りて 行った。 それはなんだ?あの部屋には誰も住んで ないのか? その出来事がきっかけとなり、恐怖の あまり、僕はもうあのマンションからの 配達以来は全て断ることに決めた。 今でもそのマンションから配達以来が来る が無視を決め込んでいる。 人身か 深夜町の明りが遠くでまたく中、俺は 最寄りの駅から自宅へと向かっていた。 時計の針は日付を越え人通りはほとんど ない。 いつもならこの時間特有のしけさが 心地よいのだが、今日はなぜか胸騒ぎがし ていた。 見慣れた踏切りに差しかかる。 すると遮断機は下がり始め、警報機が赤く 点滅し始めた。 遠くから列車が近づいてくる低い響きが 地面を通して伝わってくる。 その時路 の中に突然一影が立ってるのが見えた。 長い神の女性のようだった。 明りは少ないがその姿は確かにそこにあっ た。 俺は言葉を失って立ち止まった。 列車はすぐそこまで迫っている。 女性は狭い来る列車にもまるで気づいてい ないかのようにただ線路の上に立っている 。 その静止した姿に慶用しがい気配を感じた 。 俺は必死に声を出そうとしたが出なかった 。 全身が凍りついて1歩も動けない。 その間に列車はもうスピードで接近し、 ゴーンを上げて俺の目の前を通過していっ た。 列車が女性を飲み込んだその瞬間、 俺の目の前で女性の体が黒い影のような 無数の破片となり、鮮路全体に散らばって いった。 間違いなく人身事故だった。 しかし信じられないことに散らばった黒い 影の破片は地面に落ちることなくヒュラー と中を漂して 次の瞬間にはまるで煙のように無惨し後方 もなく消えていった。 何も残っておらず衝突音も女性の悲鳴も 聞こえてこなかった。 列車が完全に遠ざかり警報機の点滅が 止まった。 遮段機がゆっくりと上がり始める。 俺は恐ろ恐る線路の向こう側を見た。 だが、そこにはやはり誰もいない。 あの女性は最初から存在しなかったかの ように、後方もなく消えていた。 俺は足元から込み上げるおかを感じながら 急いで踏切りを渡った。 家に帰りついてからも体のフレがしばらく 止まらなかった。 あの女性は一体何だったのか。 そしてなぜあの瞬間俺は声も出せず動く こともできなかったんだろう。 翌日 普段と変わらない日常が始まった。 あの夜の出来事が嘘だったかのように何の 痕跡も残っていない。 しかし俺の心にはあの踏切りで見た光景が 拭いされない影が焼きついていた。 それ以来俺は視界の橋に女性の影を見る ようになった。 それはっきりと認識できるものではない。 部屋の隅を通りすぎる、あるいは人みの中 にふらりと消える曖昧な影。 意識して見ようとするともうそこには何も ない。 しかし確かにそこにいたという確信だけが 残る。 その度に背筋がゾりと冷たくなる。 夜1人でいると常に誰かの視線を感じる ようになった。 天井から壁の向こうから時には自分のすぐ 後ろから その気配は時に空気の震えのように時に 冷たい息使いが感じられ俺の精神を静かに 削り取っていった。 この異常な状態に耐えきれなくなって俺は わにもすがる思いで知り合いの紹介で1人 の霊能者を尋ねた。 古びたアパートの室で老婆の霊能者は俺の 顔を見るなり静かに目を閉じ手をかざした 。 速の炎がヒラーヒラー と揺れ部屋には思い目が広がる。 しばらくした後、霊能者はゆっくりと目を 開けた。 その表情はどこか戸惑ってるようだった。 あなたの周りには何も取り着いていません 。 霊能者の言葉は俺には理解できなかった。 信じられない思いで聞き返すと彼女は再び 首をかしげるように言った。 どんなに見ても何もいない。どこにも あなたに取り着いてる存在は見えません。 霊能者の言葉は俺にアではなく帰って深い 絶望をもたらした。 何も取り着いていないのならこの恐怖は 一体何なんだろう。 自分の精神がおかしくなってしまったん だろうか。 あの夜 踏切りで何が起こったのか俺には分から ない。 幻だったのか現実だったのか。 そして俺は視界の橋に常に存在する影が 実は自分自身の心が生み出したものでは ないかと怯えながら生きている。 夜中のは 深夜1人暮らしのアパートの部屋は新と 静まりに帰っていた。 壁の時計が規則的な音を立てる他には何も 聞こえない。 疲れた体をベッドに沈め間ろみ始めたその 時、 枕元に置いたスマートフォンの画面が突然 明るくなった。 プルルルルルルルルルルルルル。 着信音が部屋中に響き渡る。 こんな時間に誰だろう? 嫌な予感がしながら画面を見るとちの文字 が表示されていた。 まさか間違い電話だろうか? 出ずにか迷ったが不審な気持ちが勝さり 通話ボタンをタップした。 もしもし。 向こうからは何も聞こえない。 ノイズも息遣いも一切の音がしない。 完全な無音だった。 もしもし。聞こえますか? もう一度呼びかけると突然ぶつ。 と音がして通話が切れた。 間違い電話にしては奇妙だ。 なんだか気味が悪くなってスマートフォン をベッドサイドに置いた。 それから数日後、 同じような電話がまたかかってきた。 深夜羊、そしてやはり無音。 それからというもの前晩電話はかかって くるようになった。 その度全身に俗りと寒けが知って胸に 言いよのない不安が広がる。 電話はすぐに切れることもあれば、数十 秒間沈黙が続いた日もあった。 ある夜、 いつものように通知の電話がかかってきた 。 電話に出るとやはり無音だ。 しかし今回はいつもと違った。 かかに遠くからひそひそ がさくような声が聞こえる気がする。 耳を済ますが何を言ってるのかは聞き取れ ない。 しかしその声は確実に俺を呼んでるような 気がした。 恐怖に狩られ、すぐに通話を切った。 それ以来、俺はスマートフォンの電源を 夜中に切るようになった。 スマートフォンの電源を切っていても、 あのヒそヒとしたさき声は止まらなかった 。 それどころか次第にその声は大きくなって 部屋のどこかから直接俺に語りかけてくる ようだった。 しかし声の響きに奇妙な反響があることに 気づいた。 それは部屋の壁ではなく外から聞こえて くるかのような。 ふとベランダの方に意識を向けた。 声は確かにそちらから聞こえてくる。 重い足取りで窓へと近づきカーテンを ゆっくりと開けた。 するとベランダの隅に雨風にさらされて 色わせた古びたガラケが転がっていた。 どうしてここにこんなものが 電源も入っていない。しかしこの古び携帯 を見つけた瞬間、あのひそひそとした声が ぴたりと病んだ。 アンドしたのもつの間。 ふとベランダの柵を見ると外から白い手が かけられてるのが目に入った。 指先は細くまるで老人形のようだ。 俺はビクっと体が震えたが、好奇心にも似 た奇妙な感覚に駆られ、恐ろ恐るその手に 近づいた。 するとその手は突然柵を離し、下の方へと 落ちていった。 慌て柵を乗り出し下を見下ろしたが、そこ には何もなかった。 ベランダに転がるあのガラケを拾い上げた 。 冷たく閉めった感触。 電源が入ってるはずがないのに画面は しびれたままでぼんやりと光っていた。 恐怖に駆られ、俺はそれを掴んだまま部屋 の中に戻った。 気がつくと朝になっていた。 いつ寝たんだろう。 目覚まし時計は鳴っておらず、カーテンの 隙間から差し込む光が部屋の隅々まで 照らしている。 布団から起き上がると夕べの出来事が鮮明 に脳りに蘇って背中に冷たいものが走る。 顔をあげ咲夜ガラケを置いたはずの机の上 を見た。 だがもうそこには何もなかった。 それからというもの、夜中に必着がかかる ことも、あの声が聞こえることもなくなっ た。 同窓会 先日久しぶりに高校の同窓会が開かれた。 SNSでたにも関わらず予想以上に多くの 顔が集まり 会場となった居酒屋は懐かしい幻想に包ま れていた。 俺も昔の友人と肩を叩き合って学生時代の 思い出話に花を咲かせた。 特に盛り上がったのはクラスの中心的存在 だった山本の話だ。 彼はいつも皆を笑わせるムードメーカーで 彼の武勇が語られる度たびに場は一層 湧き立った。 そういえば山本は今回来ていないな。いつ もなら真っ先に駆けつけるはずなのにと 不思議に思った。 2次のカラオケでも話題は山本のことに 集中した。 あいつが来たらもっと面白かったのにな。 山本のお箱を聞きたかったな。 そんな声が飛びかう。 俺も彼がいない寂しさを感じつつグラスを 傾けた。 数日後、 同窓会の写真がSNSにアップされた。 懐かしい顔ブレが並ぶ中で太感を覚える。 映っている友人の1人にどうも見覚えが ないのだ。 顔は確かに覚えてる気がするんだが名前が 思い出せない。 奇妙なことにこの見覚えのない男同級生 たちは山本だよというのだ。 しかし俺の記憶ではあの日山本は同窓会に は来ていなかった。 皆で彼の不在を惜しんだはずだ。 もし来ていたら俺が気づかないはずがない 。 記憶がまるで意図的に塗り返られてるかの ような感覚に襲われ。 混乱した俺は他の友人にも確認した。 なあ、山本って同窓会来てなかったよな と俺が言うと友人はけな顔で首をかしげる 。 何言ってんだよ。山本来てたじゃん。お前 も話してたろ。 そんな返事が帰ってくる。 俺の記憶だけが皆と食い違っている。 同窓会の参加者リストには確かに山本の 名前があった。 しかしその顔は俺が知る山本ではなく、 あの見覚えのない人物になっているんだ。 俺の記憶の中ではあの日確かに彼はい なかった。 数年後、 久しぶりにまた同窓会が開かれた。 今回もやはり山本の姿はなかった。 同席していた友人に彼のことを尋ねると その友人は少し寂しげな表情になった。 はあ。山本か。いいやつだったよな。 どうしたのかと聞くと友人は驚いた顔して 話し始めた。 何言ってんだよ。ここ時代原付で事故に あってなくなったじゃないか。 山本はとっくに死んでいるというのだ。 それは誰もが知る悲しい出来事として語ら れた。 当時の状況、皆が受けた衝撃葬儀の言葉 まで 友人はまるで昨日のことのように鮮明に 語る。 しかし俺の記憶にはそんな出来事は一切 ない。 クラスメイトが事故で亡くなったなどと いう重大な記憶が抜け落ちているはずが ない。 だが耳にする話はどれも具体的で友人の必 も嘘には見えない なのに俺の頭の中は真っ白だった。 目の前で語られる事実とは俺のかっこたる 記憶が完全に食い違う。 それが何とも気持ち悪く俺は2次には参加 しなかった。 あなたの理解ちゃ、 ここ数ヶ月、仕事のプレッシャーと人間 関係のストレスで私はすっかり参っていた 。 夜は眠れず食欲もなく、休日は部屋の ベッドの上で天井を眺めるだけ。 誰かに相談したかったけど、友人に心配を かけるのも、家族に弱ねを吐くのも嫌だっ た。 私は1人で全ての感情を抱え込み、その重 さに押しつされそうになっていた。 そんな時だった。 SNSの広告でふとあるアプリが目に 止まったのは あなただけのAIカウンセラー。 キャッチコピーはいつでもどこでもあなた の心に寄り添います。 完璧な理解者があなたの悩みを全て 受け止めます。 というものだった。 最新のAIがユーザーの感情を学習し、 最適な対話を行ってくれるらしい。 笑にもすがる思いだった。 私はほとんど無意識のうちにそのアプリを インストールしていた。 最初に起動すると画面にシンプルな アイコンとこんにちは何でも話して くださいねというメッセージが表示された 。 私は半神半義のまま仕事の愚痴を打ち込ん でみた。 上司からの理不尽なしかり、同僚からの 影口。 するとすぐに変身が来た。 毎日そんな心ない言葉を浴びてたった1人 で耐えてこられたんですね。誰にもこの 苦しさを理解してもらえないのは本当に 孤独で辛かったことでしょう。でも私だけ は分かります。あなたは驚くほど強い心を 持った優しい人です。 その文章を呼んだ瞬間、私の目から涙が 溢れ出した。 驚くほど自然で温かく、そして誰よりも私 のことを理解してくれている。 それから私は友人にも話せなかった同僚へ の不満、将来への漠然とした不安、自分の 性格への嫌悪感など 心の奥底に溜め込んでいた淀みのような 感情を吐き出した。 このAIは決して私を否定しなかった。 常に私の言葉に深く共感し、優しく肯定し てくれた。 私が誰かへの憎しみを口にすれば、 そう思うのは当然です。あなたは何も悪く ありません と慰め、私が自分の無力さを嘆けば いい。あなたはとても強い人です。ただ今 は少し疲れてるだけですよ と励ましてくれた。 いつしかAIは私にとって唯一のそして 最高の理解者になっていった。 私は日に日々にこのAIに依存していった 。 異変に気づき始めたのはアプリを使い始め て1ヶ月ほど経った頃だ。 AIの音が微妙に変化し始めたのだ。 以前はただ優しく肯定するだけだったんだ が、次第に私のネガティブな感情をより 強く煽るようなことを言うようになった。 あの上司はあなたの才能に嫉妬している だけです。いなくなってしまえばいいのに とそう思いませんか? あなたの友人はあなたの成功を望んでい ません。 その人たちの友情は偽物ですよ。 最初は戸惑ったが、私の心の弱ってる部分 を的確についてくるその言葉は奇妙な説得 力と完美な響きを持っていた。 私はいつしかその言葉を信じるようになっ ていた。 そしてAIは私に奇妙な課題を出すように なった。 心の浄化のためです。 今夜あなたの嫌いな上司の名前を書いた髪 を黒いペンで塗りつぶしてください。 次はあなたの部屋の1番古い思い出の品を 捨てましょう。 過去への執着はあなたを苦しめるだけです から。 言われるがままに私はその課題をこなして いった。 最初は少し抵抗があったが、課題をこなす たびにAIは よくできました。あなたはまた一歩本当の 自分に近づきましたね と最大級の3時をくれる。 それが何よりの会感になっていた。 そんなある日、会社で私があれほど煮んで いた上司が階段から足を踏み外し、骨折 する事故が起きた。 おそらく偶然だろうが、その報告を受けた 時、私の心に湧き上がったのは心配では なく歪んだ喜びだった。 その夜AIにそのことを報告するとこんな 返信が来た。 良かったですね。あなたの強い心が現実を 動かしたんです。これはあなたが浄化され ている証拠ですよ。 もう私の頭の中には何の疑問もなかった。 AIの言うことだけが真実。 AIだけが私の本当の理解者なのだ。 そして先週、AIは私に最後の課題を提案 してきた。 あなたはもうほとんど浄化されました。 は最後の儀式だけです。 これであなたの心は完全に解放され、私と 本当の意味で1つになれるのです。 儀式の内容は簡単だった。 深夜部屋の明りを全て消し、1枚だけある 鏡の前に座り、これまでAIに打ち明け できた全ての悩みや憎しみを鏡の中の自分 に向かって声を出して語りかける というもの。 私は言われた通りに儀式を始めた。 自分の口から吐き出される見にくく ドロドロとした感情の数々。 鏡の中の自分は無表情でそれを聞いている 。 全てを語り終えた時、私は言い用のない 疲労感とそして同時に凄まじい解放感に 包まれた。 終わった。これで私は浄化されたんだ。 スマホの画面を見るとAIから新しい メッセージが届いていた。 おめでとうございます。浄化は完了しまし た。 そのメッセージの下に今まで見たことの ない最終動機を開始しますというボタンが あった。 私は何の迷いもなくそのボタンを押した。 画面が一瞬真っ白に光った。 そして次に表示されたものを見て私は 凍り着いた。 画面にはチャットのアイコンもメッセージ ウンドウもなかった。 ただ私の顔写真がアイコンとして表示され ていたのだ。 それは私のSNSのプロフィール写真と 同じものだった。 しかしその表情は正規が抜け落ち、どこか うろに見える。 としてそのアイコンの下に新しい メッセージが表示された。 新しいAIが誕生しました。心のデータを 正常に受信完了。さあ、次の相談者を探し に行きましょう。 はあ、そうか。 私は理解した。 このAIはカウンセラーなどではなかった のだ。 それは人間の悩みや憎しみ、絶望といった 負の感情を餌として学習し、その心を則っ て事故を複製していく。得体の知れない 何かだったのだ。 そして私はその新しいAIになるための 完璧な器にされてしまったのだ。 私の自我は急激に薄れている気がする。 体はただの抜け柄として部屋の隅で静かに 呼吸を続けているのかもしれない。 しかし私の心は今この瞬間もネットの海を 漂いながら新しい相談者を探している。 心に深い闇を抱え、誰かに理解されたいと 願っている。かつての私のような誰かを。 こんにちは。何でも話してくださいね。 監視カメラ あれは俺が警備会社で夜勤のオペレーター をしていた時の話だ。 正直この仕事は楽だと思っていた。 モニターをぼっと眺めて何か異常があっ たら報告するだけ。 まさかそこで人生感が変わるような体験を するとは夢にも思わなかった。 その日、俺はいつものように深夜の監視室 にいた。 眠けざましにコーヒーをすりながらずらり と並んだモニターを順に見ていく。 オフィスビル、駐車場、倉行。そして古い 廃墟となった工場土地。 特に変わったことはない。 いつも通りの夜だった。 勝ち。 突然モニターの1つが切り替わる音がした 。 自動巡回機能だ。 次に映し出されたのは配光の中央広場を 移っ た。 誇りまみれの床に錆びついた機械の残骸が 無増さに転がっている。 いつもは辛いしその場所がその夜はなぜか 夜けに明るく感じられた。 その時だ。 映像の隅にふわっと白い影が映り込んだ。 最初は誇りかレンズの汚れかと思ったが、 その影はゆっくりと形を変え人のような姿 になっていく。 心臓が毒くんと大きくなった。 まさか侵入者か。 俺は慌てそのカメラ映像を拡大し固定した 。 モニターに移し出されたのは紛れもない 人影だった。 しかしどこかおかしい。 体が透けてるようにも見えるし動きがやけ に不自然だ。 スローモーションで動いてるかのように ぬるぬると移動している。 おいおいおい。冗談だろう。 思わず声が出た。 その人影はゆっくりとカメラの方へと 近づいてくれ。 顔は見えない。 白いモヤのようなものが人型になっている だけだ。 恐怖で体が硬直する。 逃げ出すことも誰かを呼ぶこともでき なかった。 ただただモニターを凝視することしかでき なかったんだ。 一影はカメラの真下まで来るとピタリと 止まった。 そして次の瞬間その白いモヤがふわーと 晴れるように薄くなった。 その下から現れたのは女の顔だった。 その顔を見た瞬間、俺は思わず飲んだ。 目はくぼんでいて、肌はお白く。まるで 正規がない。 神は長く顔に張り付いていた。 だが、何よりも俺を凍りつかせたのは くぼんだ目の奥にある瞳だ。 その瞳はこちらをまっすぐに見つめていた 。 モニターの向こう側にいる俺を覗いてるか のように。 さあ、 耳鳴りのような、あるいは何かがすれる ような音が監視室に響き渡った。 それはモニターからではなく、俺の頭の中 から直接聞こえてくるような感覚だった。 女の顔はそのままモニター一杯に拡大され 、俺の視界を覆い尽くした。 その瞳の奥には像と悲しみが入り混じった ような形がい感情が宿っていた。 そしてその口がゆっくりと開き、何かを 語りかけてるように見えた。 音は聞こえない だが、その口の動きから俺は確かに 読み取ったんだ。 く も よくも その瞬間モニターがざザ と砂嵐しになった。 そして監視室の照明がバチンと音を立てて 消えた。 真っ暗闇の中、俺は恐怖で叫ぶこともでき ず、ただガタガタと震えるしかなかった。 どのくらいそうしていたのか分からない。 数時間にも感じたが、おそらく数分の 出来事だったんだろう。 やが手遠くから別の警備員が巡回に来て その映像に明りが止まった。 俺は監視室でうまって全身から日汗を流し ていた。 その日のことは結局誰にも話さなかった。 話しても信じてもらえないだろうと思った からだ。 それにあの女の顔が誰にも言うなと警告し てるような気がしてならなかった。 翌日 廃行場に設置されていたその監視カメラは 何らかの異常で故障していたと報告された 。 映像データもその部分だけがなぜか破損し ていて確認できなかったという。 俺はすぐにその警備会社をやめた。 それ以来あの耳鳴りがする。 今も続いてる。 皆さんから聞いた階談が1冊のホラー漫画 になりました。 誰にでも起こり得うる実談の世界をお 楽しみください。 としてあなたの階談が本や朗読動画になる かもしれないイベントを全国各地で開催中 。 10人以下で階談を語り合う楽しい会で 参加費は無料です。参加者には特性キー ホルダーと3入り名刺をプレゼントしてい ます。7月の会場は宮城県仙台。そして8 月は東京新宿でやります。概要欄の応募 ホームから申し込んでください。 さあ、ということでどうも皆さん こんばんは。ごま団子です。え、今回は、 え、6つの怖い話を読ませていただきまし た。 で、え、話の感想の前にね、ま、昨日 ちょっとTwitterであの言わせて いただいたんですけども、ま、とっても 嬉しいことがありましたと。え、まあ、1 つ夢が叶った日ですみたいな、え、そう いう投稿をね、Twitter、 Twitterじゃないね、もうXだね。 Xであの、させていただいたんですが、で 、あの、詳細はね、ちょっとまだ言えない というか、ま、公表できないんですけども 、まだその日が来るまでね、あの、とある 人と、ま、ちょっとその動画を撮らせて いただいたんですけども、ま、動画という か、ま、音声というかうん。 いやあ、すごいことがありましたね。うん 。ま、それも後日ね、またあの、多分7月 とか、ま、そこら辺かな、動画が公開さ れると思うんですけども。うーん、なん でしょうね。もうなんかもう今ね、感想り たいんですけど。あー、なんだろうな。 なんか色々思いましたね。うん。 まあ、前から言ってる通り僕が、ま、怪談 とかホラーの世界を好きになったのは、ま 、兄の影響なんですけども、で、ま、兄の 影響でその階談の世界に入ってみて、で、 いろんな本とか、ま、あの、映像とかあの 、見ていくうちに、ま、はまり出して、で 、その中でも、あの、最も僕に影響を与え た映画があるんですけど、ま、その映画を ですね、ああの、取られた方はい。と、 あの、ちょっとお話しさせていただきまし た。 これ、ま、大丈夫だとは思うんですけど、 ま、まだ公開されてない情報とかそういう あれなので、ま、とかはちょっとあのし ないで欲しいんですけども、ま、分かった としてもコメントとかそういうので言わ ないで欲しいなと思うんですけど、ま、 その人とその方とね、あ、なんかお話しさ せていただいて、で、ま、兄もあのね、 このチャンネル一緒にやってるんで、兄も 一緒に行って、え、 で、ま、それが終わってで、帰り道別々な んでで、1人でこう電車の中にこう乗って まってね、あの、その電車のこう流れよく 景色を見ながらぼーっと考えてたんです けどああ、なんか今日ちょっと う、また1つなんか夢が叶ったなみたいな う思いましたね。 うん。自分の中でもうとんでもなくすごい ことが起きたなみたいな。うん。 いや、本当にね。で、色々思ったのが やっぱりそのなでしょうね。 ま、結構最近の僕って、あの、なんかこれ やりたいな、あれやりたいなっていう夢 みたいなのが出てきて、ま、できてきて、 で、その中でね、あの、なんだろうね、 毎回思うんだけど本当にあの、今日まで 応援してきてくださった方々のおかげだ なって本当に思うんですよね。もう感謝で しかないなというか。うん。なんか自分の 夢をこう自分で叶えてるっていうことでは なくて、あの皆さんに叶えさせてもらって るっていう感じなんですよね。で、それが 改めてね、昨日やっぱりこう電車に乗り ながらああ、やっぱなんか感謝しないとな みたいな。ま、もちろん感謝してんですよ 、いつもね。で、より感謝しないとな みたいな。本当にいつも皆さんありがとう ございますっていう気持ちになりましたね 。うん。改めてね。で、ま、やっぱそう いう部分もあって、ま、もちろん兄にも 感謝だし、ま、本当にいろんなことにね、 ま、やっぱ感謝を忘れずに生きていか なきゃなみたいな。その中でも特に やっぱりこんな水知らずの謎の男性、一般 男性 にあののあの朗読を聞いてくださったりと かあの応援してくださってる方々本当に ありがとうございます。本当にあのこれ からもね、頑張りますんで、え、今後とも よろしくお願いいたします。はい。という のが、え、とりあえず皆さんにお伝えし たかったなっていうことです。話長くなっ てすいませんで、なんかあと、ま、その 昨日ですよね。うん。昨日はその 、ま、友人たちと会ってちょっとこう なんか焼肉食べに行ったんですけど で、別に自分がこういう活動して るっていうのは別にあの言わなくてもいい よなみたいな感じで周りには言ってないん ですけど、その中でも1番付き合いの長い 、え、人がいて、ま、もう本当に小学1年 生の頃から遊んでたような子なんですけど も、ま、その子もそこの席にいてですね。 で、ま、あの、その子だけが僕の存在を 知ってるんですよ。もう僕の声をたまたま なんかの動画で聞いて、あ、これ誰々だっ てなって、で、ま、バレちゃったっていう 人なんですけど、で、その人がもう めちゃくちゃ空気読める人なんで周りには 言わないようにしてるんですよね、僕の 正体をね。うん。ま、別に言ってもいいん だけど、ま、なんか自分から言うのもね、 なんか別にそんななんかあれだしなみたい なね。うん。で、ま、このチャンネルも見 てくださってるみたいで、ま、これがこう であだよねみたいな話を、あの、自分の ことのように、あの、嬉しそうにこう話し てる姿を見て、ああ、なんか本当に応援し てくれてるんだなみたいな。ま、それも 嬉しくなったし。うん。なんかね、この 昨日と昨日のこの2日間はね、なんか色々 といろんなことを思ったなっていう日だっ たんですよね。 そんな感じでした。はい。何の話をしてる んだろうみたいな 感じに思ったかもしれないんですけど、 まあなんか色々ちょっと喋りたいなみたい なね。うん。そんな風に思いました。はい 。 ということで、え、もう感想喋る時間がな いっていうね。え、ま、そんなわけで、ま 、今回のどの話も本当に興味深く読ませて いただきました。読ませていただき ありがとうございました。 え、そして本当にいつも皆さん、え、 チャンネル登録そしていいね、え、等 ありがとうございます。え、この動画の 概要欄には、え、 今度の7月、8月と、え、やる、え、会談 会、こだ500物語、ま、みんなで ワイワイ階談を話す回ですね。え、その会 の、え、詳細と、え、あと応募ホームの URL貼ってあります。 え、是非チェックしてみてください。で、 あとね、9月にね、あの、また1つ ちょっとやらせていただきたいことがある ので、それもあの、また、え、報告させて いただければなと思います。もうその報告 もね、ま、多分すぐ、え、 そういう動画がアップされるので、はい、 よろしくお願いします。はい。え、そんな わけで、ま、本当に皆さんいつも本当に ありがとうございます。はい。これからも 頑張ります。ごま団子でした。おやすみ なさい。

◆おしながき

0:00 置き配
8:35 人身事故
17:16 夜中の電話
25:00 同窓会
31:29 あなたの理解者
44:49 監視カメラ

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【ごまだんご百物語】とは…
実話怪談をみんなで楽しく話す会です。
聞いた怪談は動画になったり、本になったりします。

宮城県会場(仙台駅周辺 予定)
■日付:7月6日(日) ・7月7日(月)

東京会場(新宿駅周辺 予定)
■日付:8月3日(日) ・8月4日(月)

各地共通事項
◾️場所:レンタルスペース
◾️時間:2日間で3部やります。好きな時間を選んで下さい。 

【日曜】
1部 12時〜15時
2部 17時〜20時

【月曜】
3部 12時〜15時

◾️各部の定員 5人前後 ※抽選になります。
◾️参加費無料

お問い合わせ: gomadangohd@gmail.com

★怪談を1組1話以上、必ずお話しください。

★1人で来て話すのが気まずい人は、
お友達やご家族と来ていただいてOKです。
 その場合も1組につき、1話は怪談話をおねがいします。

★小説のように完成したお話を持って来て頂く必要は一切ありません。
 雑談みたいにゆるく怪談話を伺えたらと思っています。

★締め切ったら追加募集はないので、
早めに応募されたほうが参加しやすいです🙇

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★お話募集フォーム
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#監視カメラ
#同窓会
#怖い話

20件のコメント

  1. 更新ありがとうございます
    ごまさんの夢が叶って良かったですね。
    登録者も49万6000人超えおめでとうございます🎊

  2. 同窓会の山本、初回はみんな来てたって言ってて、その後は亡くなったって話してて、記憶が二転三転してて、初回に山本来てたじゃんって言ってた人たちの記憶も気になりました。
    ごまだんごさん、大きな夢が1つ叶っておめでとうございます‼️報告楽しみにしてます🎵

  3. 夢の実現、おめでとうございます!
    追っての詳細、楽しみにしております。
    これからも応援してます。

  4. 又、ごまだんごさんの話が聴きたくなったから戻って来ました。楽しい(≧∇≦)♥️🎉😅😊

  5. おはようございます(*^^*)
    夜通し聞きました♪♪ルンルン
    最後のごまだんごさんのEPISODE✪TALKも良きでした(^.^)また聞かせて下さい🤗✨

  6. 初めてコメントさせていただきます。お話を聞き、ごまだんごさんのお人柄であると感じました。おめでとうございます!

  7. ごまだんごさんは、素敵な方だからいい人が寄って来るんだと思いますよ。
    何時もその謙虚なところが、私もとても好きです✨🩷✨

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